Dan's diary

最近の心境を綴ります。

研究の進展

このコロナ影響で研究室には行けてない。つまりは計算機を動かせてない。卒論提出にはもう11か月という膨大な時間があり。個人的には論文を書くことを目指し取り組んではいる。このコロナ影響で家にいることが大半ではあるが、これをチャンスとして、研究において必要な理論の勉強に集中している。いまは、研究室に戻ったらなにをするのかをリストアップするべきだろう。

 

私の研究分野は量子化学計算です。素粒子のようなとても複雑な概念の開発はないが、計算手法をいろいろと知る必要はある。そんな点でやることはたくさんある。ある結晶のデータのために論文を1週間で10本以上読むことはあった。

しかし、ここ最近は論文を読んでない。英語論文は得意なほうだが、いま自分のなかで物理をしっかり理解することを優先している。

 

1つのことを着実と いまの私が大事にしていることです。

友達との会話からのヒント

今日はなかなか勉強や研究に没頭できてなく午前中にはアニメをみていた。いつも午前中には2時間ほどランニング時間を設けてから、勉強や研究をスタートしている。2日走って、1日休む。今日はその休ラン日だった。そんなわけか、すべてにおいて集中できず、身がイマイチ入らなかった。

同じ留学をして5年生で卒業で予定の生物の学科のA君と昼をたべることにした。

話の中で、例の単位の話になり、わりと盛り上がった。やっぱり未来のこと考えすぎて足元見ていなかったねって言ってくれた。性格上、ひとつのことに集中すると周りが見えなくなることが中学、高校、大学と続いてきた。リスク分散としてもあるが、物理以外にも語学に夢中になっていった。交換留学という単位認定に関する作業があったのにこの結果である。やはり、どんな時にも平常心は重要だなと実感。

 

ずっと足りてない平常心を鍛えるような日課を取り入れたい。

なぜ量子コンピューターに興味があるのか

ベルの不等式を聞いたことがある人は多くはないと思う。簡単に言うと、局所実在論量子論の物理を区別する上で相関を計算するわけで、その相関に関して成り立つ不等式である。

 

量子論では局所実在論ベルの不等式を満たすことができない。なぜか?それは干渉項によって相関の取りうる絶対値が√2倍される。詳しくは、清水明先生の量子力学を読むのをオススメしたい。

僕がここで言う局所実在論とは、チューリングマシンも含めた、あるプログラムにのっとてブール関数に値を書き換えるようなものも含む。古典論も、運動方程式マクスウェル方程式などで考える物理量の初期条件を知れれば、あとは時間発展させれば、知りたい任意の物理量を知れるわけだ。これらの局所実在論では、遠く離れた系との相関を無視できる。チューリングマシンなら、他のブール関数の変数が他の変数に対して独立である。

 

だけど、エンタングルメント状態を考える時、量子論において局所実在論で成り立つベルの不等式は破られる。

量子論と局所実在論ベルの不等式を用いて対比されているが、量子力学で自然現象を説明できるなら、量子状態を操作してコンピューティングできるよねと説いたのがファインマン先生。

 

個人的には物理で一番好きな公式はベルの不等式である。(こんなこと言ったら、物理学科の先生にもこいつ変なやつと思われそうで恥ずかしく 未だに公言は伏せている)

 

局所実在論(古典論とチューリングマシンに関する理論)なら量子論と量子計算理論(?)

かなとも思う時がある。非局所的な物理学に興味があるから、量子化学もやっているわけで交換相関項は理論と物理のギャップを表す部分でおもしろいとも感じている。

 

結論として、非局所物理に興味あるので量子

もしかして、呪いかも、、

留年の件は完全に私の落ち度。しかし、最近はあまりいいニュースを聞かない。コロナもそうだけど、母は車をぶつけられたし、父は足は原因不明のケガで歩きづらいらしい。しかも妹は1ヶ月ぐらい家出をして家に帰ってこない。弱り目に祟り目とはこのことだなと強く思う。

大学もしばらく休みなのでお祓いに行ってこようと思う。

留年が確定した件

そもそも今年の9月卒業で目標に準備をしていた訳で、単位も完璧にとったと錯覚していました。ところが、、、必修が2単位足りず 留年が確定。。。。

しばらく現実を受け入れられなかったため寝込んでました。完全に自分の確認ミスでした。半年前の自分に卒業要件の確認をさせるべきでした。

言い訳をしますと、卒業要件だと勘違いしていたのが研究室配属に必要な条件でした。(何をやっているんだ私は、、)

 

そんなこともあり、私は大学を5年間で卒業しそうです。親には報告したが、明日はどんな連絡がくるのか。

 

留年は確定しても、留学で卒業が伸びたと言い換えることができるなと、親不孝なことを考えたり。

 

ネガティブに考えてもなにも生産的ではないので、院試の突破を第1目標に行動していこうと思います。

 

 人生は塞翁が馬

今後の方針

いま在学している大学もあと半年しかいられない。そんな気持ちよりも1日1日が自分の目標にむけて着実な一歩なのか考える毎日なので、あー自分っていま余裕ないんだなって思う。

いまの目標は阪大の基礎工と総研大の情報系院を志望している。院では専門の物理でラトビアで勉強した量子コンピューターを合わせ分野を研究したい。(特にどんな系でなら量子計算機を実現できそうなのか)

正直、総研大が気持ちとして強い。阪大もいきたいけど、志望する研究室の倍率が高そう。総研大のほうは倍率が2から3倍。とても悪い状況ではないけど、油断したら落ちそう。なんせ競う相手は全員博士課程志望だろうから。たまに夢で院試の試験会場に遅刻しそうになるのを見て、夜中に目が覚めることがある。(笑)

だけど、悪いことばかりではなくて、大学受験のころよりはいいポジションにはいるとも感じている。ラトビアではQLatviaという量子情報の研究兼ゼミにも所属できた。大学発のベンチャーからも声をいただいた。量子計算のスクールで旅費申請の4から5倍の倍率も超えたし。量子計算系でインターンも参加できている。などなど

ほかにも量子計算と物理でいろんな経験ができた。

ようやく自分の上りたい山をみつけられたから、おもいっきりチャレンジしたい。

コロナ影響で研究室訪問どうなるかわかんけど、時間もらったとおもってしっかり院試対策に集中したいと思う。

初めに

久しぶりにブログを更新します。

留学の時は膨大な時間をどう有効活用するのか探究した一環としてブログをはじめました。

そこから約半年後にまた戻ってきました。軽く現在の自分の位置を紹介します。

大学4年生2020年9月卒業見込み。

8月の院試にむけて勉強中。

こんなかんじ。

わかっていたけど、同期全員が卒業して一人のこって院試対策はけっこうメンタル鍛えられるなと。そんな自分を奮い立たせるためにブログを更新しました。